外部バックアップ ドライブの容量の制約により、Time Machine でバックアップしたくないファイルやフォルダが存在する場合があります。おそらくそれはジャンク ファイルまたは一時ファイルであるか、あるいは単に Time Machine 経由でバックアップされる特定のファイルを気にしていないだけかもしれません。
いずれにせよ、Time Machine はこの状況にも問題なく対応し、特定のファイルをバックアップから除外することができます。読み続けて、これがどのように機能するかを説明し、除外されたファイルを表示する使いやすいコマンドも紹介します。
フォルダーを除く
特定のファイルまたはフォルダーをバックアップから除外するには、次の手順に従います。
- [システム環境設定] > [Time Machine] > [オプション] を開きます。
- 除外されたアイテムがリストに表示されます。
- + (追加) ボタンを選択して、新しい除外ディレクトリの追加を開始します。
- 場所を選択したら、「除外」をクリックします。ディレクトリは除外リストに追加されます。
- 「保存」をクリックして新しい変更を受け入れます。
これを実行すると、Time Machine バックアップがスケジュールされているときに、Time Machine はこれらの除外されたディレクトリをバックアップしなくなります。
除外されたフォルダーの表示
また、OS X は、除外されたアイテムとともに、特定のファイルやフォルダーを除外リストに自動的に追加します。Time Machine の除外リスト全体を表示したい場合は、ターミナル (/Applications/Utilities にあります) を開き、次のコマンドを使用します (すべて 1 行で)。
cat /System/Library/CoreServices/backupd.bundle/Contents/Resources/StdExclusions.plist
これにより、Time Machine バックアップの実行時に OS X およびユーザーが除外したディレクトリを含む plist ファイルが表示されます。何をしているのか、また plist ファイルがどのように構成されているのかを理解していない限り、このリストを手動で編集しないでください。このファイルを損傷すると、Time Machine のバックアップに影響が出る可能性があります。