OS X DNS キャッシュをクリアして接続の問題を解決する方法

07/14 2015
マックブック

新しいサーバーやその他の DNS アドレスの変更をコンピュータで認識させるために、Mac 上の DNS をシステムからフラッシュする必要がある状況に遭遇することがあります。

通常、システム管理者やネットワーク管理者、または Web 開発者でない限り、これについて心配する必要はありませんが、単純な DNS キャッシュのフラッシュで解決できるネットワークの問題が他にもある可能性があります。そのような状況では、Mac を再起動しなくても、このハウツーのコマンドを使用できます。

OS X のほぼ毎回の反復で、コマンドは DNS キャッシュをフラッシュするように変更されました。この記事では、OS X Yosemite (10.10) で DNS キャッシュをクリアする方法を説明します。Yosemite には DNS キャッシュを管理する新しいシステムがあるため、古い「mDNSResponder」コマンドは機能しなくなりました。

MDNS キャッシュのリセット (マルチキャスト DNS)

OS X は 2 つの DNS キャッシュ システムを利用します。1 つ目は、ローカル ネットワーク上のゼロ構成サービスを処理する MDNS キャッシュ (またはマルチキャスト DNS) です。MDNS キャッシュをリセットするには、ターミナル (アプリケーション/ユーティリティにあります) を開き、次のコマンドを入力し、続いてリターン キーを押します。

sudo Discoveryutil mdnsflushcache

パスワードの入力を求められた場合は、パスワードを入力し、もう一度 Return キーを押します。

UDNS キャッシュのリセット (ユニキャスト DNS)

2 番目の DNS キャッシュは UDNS (またはユニキャスト DNS) と呼ばれ、ネットワーク アドレスとネットワーク エンドポイント間の関連付けを処理します。このキャッシュをリセットするには、ターミナルを開き、次のコマンドを入力します。

sudo Discoveryutil udnsflushcaches

再度、パスワードの入力を求められる場合があります。その場合は、それを入力し、Return キーを押します。

両方のキャッシュを一度にリセット

OS X DNS キャッシュ

OS X Yosemiteのすべての DNS キャッシュを一度にリセットしたい場合は、次のようにコマンドをセミコロンで結合し、ターミナルに貼り付けます。

sudo Discoveryutil mdnsflushcache; sudo Discoveryutil udnsflushcaches

コマンドを 1 行で入力したら、Enter キーを押して OS X の両方のキャッシュ システムをフラッシュするだけです。